【入院あるある】大部屋でよくある話 サトラレ編3
サトラレ、傍らに現れた黒い影
大部屋ならではの楽しみ方
さて、前回に引き続き独り言じいさん通称サトラレがまたまた入院あるあるを披露してくれた。実に愉快、実に痛快、大部屋生活を飽きさせてくれない。
あーもう、こうなったらネタにしまくってやるぜ。
ストレスを少しでも楽しく感じる。そんな自分の限界に挑むことも大部屋ならではの楽しみ方と捉えることにした。
サトラレとは
『はーはー、つかれた』など心の声を常に発してしまう。
本人に自覚症状がないのか止まらない止まらない。
今の感情から、世間の愚痴まで思っていることを発していないとダメみたい。
大部屋の住人からはサトラレによるストレスに負け個室に移動する被害者も…
16500円/日です⇒涙目(3,4日ならまだ…)
ボスもこれにはかなり参ってる…(イヤホンつけて逃げの体制…)
さすが長老、この手の奴は何を言っても無駄だと理解しているのか…
病室配置図 (筆者 窓際)
サトラレ エピソード3
本日は消灯後のお話
看護師さん『消灯します―』
サトラレ『あーふー今日もありがとうねー』『ほんとごめんーねー』
心の声、ダダ漏れのまま消灯ー
サトラレ『ふーふー、つらいなぁ、つかれた』
そのあとも、多少は声のボリュームが下がるものの、なにやら『ぶつぶつ…』
もはやこれも風物詩みたいなもんだ。
割と寝つきがいいのでいつもぶつぶついいながらスッと寝ていた。
消灯後10分か20分くらいたった頃だろうか。
サトラレがまだ『ぶつぶつ…』言っている。
今日は寝つき悪いなコイツ!
いや、何者かと会話している!??
サトラレ『ぶつぶつ…、そうじゃぁ~』『今日はのぅ…ぶつぶつ』
明らかに誰かとしゃべってる??
いやでも、看護師さんも誰もいない。。。
えっえっ、独り言?寝言?
なになに、ホント怖いんですけど!
普段、我先にとイビキをかいて寝始める大部屋の住人達も、気になっているのか誰も寝た気配がない。。
サトラレ『はぁ、はぁー。だだ…あいた』『…つらいのぁ~』
相部屋5人心の声『えっ、ホントに?どこか悪いの!?』
サトラレ『あぁ。かあちゃぁん』
相部屋5人心の声『い、逝くなーー!!』
サトラレ『・・・・・』無音
相部屋5人心の声『ざわざわ・・えっまずくない!!?』
サトラレ『すー、ガーガー』いびき
相部屋5人心の声『もう、はよ逝けーー!!』
就寝前の大部屋に無言の連帯感が生まれた瞬間であった。
次回 サトラレ エピソード4(DBナレーション風に読んで)
チャラララ~♪チャラララ~♪
おっす、オラうまやん。
いやーサトラレじいさん、マジで逝っちまったかと思ったぞー
一瞬、シェンロンに祈っちまったじゃねーかー
次回サトラレ エピソード4 『メシア現る!!』
みんなも応援してくれよな!